アルミダイキャスト製部品のニッケルクロムメッキを量産〜メッキ不良なし〜

ニッケルクロムメッキしたアルミダイキャスト製の部品

加工内容

■素材
アルミダイキャスト
■メッキの種類
ニッケル・クロム(三価)
■メッキの研磨工程
研磨済み(#600)
■素材の性質
装飾性・耐食性
■地域
松原市
■業界
部品加工メーカー
■使用用途
食品加工機部品
■製品のサイズ
50mm×100mm
■数量
1ロット 200個

今回の加工事例

今回は、食品を加工する機械で使用されるアルミダイキャスト製の部品に三価クロムによるニッケルクロムメッキ加工を行った事例です。

 

お客様は部品加工メーカー様で、「アルミダイキャスト製の部品にニッケルクロムメッキができますか?」とホームページへ新規のお問い合わせをいただきました。

 

ご依頼いただいたアルミダイキャスト製の部品は、お客様の親会社で製造された製品で、別の会社にニッケルクロムメッキ処理を依頼していたとのことです。

しかし、メッキ不良が多かったようで、親会社からの依頼を受けられて、植田鍍金にご依頼がありました。

 

今回は、アルミダイキャスト製の部品にメッキ不良を起こさずにメッキができているかをお客様ご自身で確認されるため、2度の試作を行ってから正式にご依頼をいただき、対応しました。

 

メッキ不良が出やすいアルミダイキャスト製の部品に前処理を行ってからメッキ加工

アルミダイキャストは、直接メッキができないため、以下のようなメッキ不良が出やすい素材の1つで、メッキ処理を行うための前処理が重要になってきます。

 

  • メッキ加工した表面の光沢のムラ
  • メッキの剥がれ

 

ご依頼のアルミダイキャスト製の部品は筒状で、機械の扉に取り付ける取っ手の一部分になるとのことで、形状などは特に複雑なものではなく、メッキも外側のみでしたが、お客様の親会社様が依頼していたときも、 1ロット中のメッキ不良の数が多く、安定的にメッキができない場合があり、直近では1ロット200個程度の部品に対して、全品メッキ不良が出ていたとのことでした。

このようなメッキ不良が出ないように、アルミダイキャスト製の部品に前処理を行い、ニッケルクロムメッキでの加工を行い、2度の試作も含めてメッキ不良を出さずに対応することができました

 

2度の試作でメッキ不良がでないことと量産できることを確認されて正式なご依頼

今回は、お客様もアルミダイキャスト素材に対してのメッキは難しいと分かっていたこともあり、メッキ不良に対して慎重に対応され、2度の試作のご依頼がありました。

1度目の試作は20個の部品について、メッキ不良を出さずにニッケルクロムメッキができるかを確認し、2度目の試作では、100個の部品について、ニッケルクロムメッキを行い、量産でメッキ処理した場合でもメッキ不良を出さずに対応できるかを確認されました。

 

この2度の試作でもメッキ不良が全く出なかったことから、1ロット200個のアルミダイキャスト製の部品に対してニッケルクロムメッキの加工を行いました。

なお、植田鍍金では専用の治具を用意して今回の製品に対してメッキ加工を行っていますので、20個の試作も100個の試作に対しても同じように処理しています。

また、アルミダイキャスト製の部品100個については5日でニッケルクロムメッキを行い、200個に対しては10日で対応しています。

 

納品後、お客様は期待以上の仕上がりで喜ばれていたようで、「別のアルミダイキャストの製品でも依頼したい」とのお話もいただいていますので、今後のお客様の状況によっては、長いお付き合いをさせていただけるかもしれません。

 

アルミダイキャスト製の製品のメッキ不良に悩まれている場合は、植田鍍金へご相談ください。

 

アルミダイキャスト製の部品のニッケルクロムメッキについてのご相談は植田鍍金へ

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