ニッケルクロムで金具を再メッキ~六価クロムから三価クロムへの切換

六価クロムから三価クロムに再メッキした鉄製の取付金具

加工内容

■素材
■メッキの種類
ニッケルクロムメッキ(三価クロム)
■メッキの研磨工程
なし
■素材の性質
装飾性・耐食性
■地域
大阪市
■業界
鍍金加工会社
■使用用途
取付金具
■製品のサイズ
20mm×30mm
■数量
1ロット 500個

今回の加工事例

今回は、同業の鍍金加工会社様からのご依頼で、鉄製の取付金具に三価クロムでニッケルクロムメッキ加工(再メッキ)を行った事例です。

ご依頼をいただいた鍍金加工会社様とは、以前から三価クロムの見積もりを行い、仕事もいくつか受けていました。

ただ、今回のご依頼は、「六価(既存の)クロムでニッケルクロムメッキ済みの鉄製の取付金具を三価クロムによるニッケルクロムメッキで再メッキできないか?」というお問い合わせがあり、再メッキを行った際にメッキ不良にならないように注意しながらメッキ処理を行いました。

 

メッキ不良が発生しやすい再メッキでメッキ不良を出さずにニッケルクロムメッキ処理

今回は、六価クロムでメッキした鉄製の取付金具に、三価クロムで再メッキを行いましたが、六価から三価クロムへの切り換えに限らず、再メッキ自体がメッキ不良を起こしやすいため、対応できるメッキ加工会社も多くありません。

なお、再メッキを行うときに発生しやすいメッキ不良には以下の2点があります。

 

  • 密着不良
  • カタ

 

六価クロムでのメッキの上から三価クロムでメッキするだけでも、メッキ後の見栄えは再メッキと同じになりますが、後から三価クロムでのメッキが剥がれやすく、密着不良になる場合があります。

また、カタは、メッキが曇ったり、既存のクロームに曼陀羅模様な跡が残って、その上からメッキしても汚く仕上がってしまうことがあるメッキ不良で、場合によっては再メッキしない方が良かったと思うくらい、汚い仕上がりになってしまいます。

植田鍍金では、これまでの経験やノウハウで既存のクロームから三価クロムでの再メッキを行っていますので、今回は密着不良やカタなどのメッキ不良を一切出さずに、光沢あるニッケルクロムメッキで仕上げることができました。

 

ちなみに、1ロット500個に対して納期は約2週間で、再メッキを行うため通常のメッキよりは時間がかかります。

 

六価クロムから三価クロムへの切り換えの需要は増加している

再メッキのご依頼をいただいたお客様は、同業の鍍金加工会社さんでしたので、六価クロムから三価クロムでのニッケルクロムメッキに切り換えることになったのは、お客様のお客様からの要望だったのかもしれません。

実際に植田鍍金へのご依頼の中にも、六価クロムでメッキしていた製品を三価クロムでのメッキに換えたいとのご依頼が増えてきていいます。

ご依頼があった鍍金加工会社さんは、六価クロムを使用したメッキ加工を行っていたため、三価クロムでのメッキを行っている植田鍍金へご依頼いただきましたが、これも植田鍍金の技術力を同業社さんからも信頼されている証だと思います。

このように、三価クロムは六価クロムと色目が違ったり、環境に配慮できる点から需要が伸びてきているように感じられます。

 

六価クロムから三価クロムによるニッケルクロムメッキへの切換についてのご依頼は植田鍍金へ

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