無電解ニッケルメッキ|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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厚さ0.5mmの薄い鉄製の平板400個を無電解ニッケルメッキ

無電解ニッケルメッキ
厚さ0.5mmの薄い鉄製の平板400個を無電解ニッケルメッキ
  • 加工内容

    素材
    めっきの種類 無電解ニッケルメッキ
    めっきの研磨工程 なし
    素材の性質 耐食性・均一性
    地域 大阪市
    業界 大手鉄工メーカー
    使用用途 試作素材
    製品のサイズ 5.7mm×6mm×0.5mm
    数量 1ロット 400個
  • 今回の加工事例

    今回のご依頼は、鉄製の平板(試作部品)400個に対して、無電解ニッケルメッキ処理を行った事例です。 大手鉄鋼メーカー様より、ホームページを見てお問い合わせをいただきました。 お問い合わせの内容は、薄くて細かい部品に無電解ニッケルメッキできるかというもので、実際にやってみないと分からないがたぶんできるという回答をしたところ、正式にご依頼がありました。  

    厚さ0.5mmの薄い平板を失くさないように慎重に無電解ニッケルメッキ加工

    ご依頼の試作部品の平板は、厚みが0.5mmとかなり薄いものだったため、無電解ニッケルメッキの処理の中で変形する恐れがありました。 またその厚みのため、無電解ニッケルメッキの処理中に平板同士が重なってしまい、無メッキ状態の部分が出てしまう可能性もありました。   そのため、ご依頼を受ける際に、実際にやってみて付かない場合もあることをお伝えし、まずはやってみて結果をみることに対して、お客様から了承を得た上でメッキ加工を行いました。   ただ、厚さ0.5mmの平板の無電解ニッケルメッキにも対応できる設備があったため、無メッキ状態になった平板はありませんでした。 この設備は、以前別のお客様からの依頼で対応したときに使用したもので、今回の平板にも対応できると考えていました。  

    無電解ニッケルメッキの後処理でも平板の取り扱いを慎重に

    無電解ニッケルメッキ加工を行う上で、平板の形状は問題ありませんでしたが、厚みの0.5mmという薄さについてはメッキの後処理の中でも扱うのが大変でした。 後処理の際にも飛んでいきそうなくらいの薄さで、飛んしまうと探すのも大変なサイズでしたので、平板を移動するときも飛ばないように慎重に運びました。   そのため、乾燥の仕方もしっかり考えて対応しました。 エアをかけるだけで飛んでいきそうな薄さで、1度の失敗でもなくなってしまう可能性があったため、乾燥のときにも飛ばないような工夫をして無電解ニッケルメッキの後処理もしっかりと行っています。  

    平板を慎重に扱ってメッキ不良を出さずに短納期にも対応

    今回のご依頼では、400個の平板と同じような大きさの別の製品があり、トータルで1,000個くらいの製品に無電解ニッケルメッキを行い、その1,000個全部に対してメッキ不良を出さずに対応しました。 また、短納期でしたが、お客様のご要望通りに納品しています。   なお、今回の平板よりも薄い0.5mm未満の厚さの製品でも、ご依頼があれば対応しますが、やってみないと分からないことは変わりませんので、もし0.5mm未満の製品について無電解ニッケルメッキを考えられている方は、一度植田鍍金までご相談ください。   鉄製の薄い平板の無電解ニッケルメッキについてのご相談は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    無電解ニッケルメッキした厚さ0.5mmの鉄製の平板

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