
加工内容
- ■素材
- 真鍮
- ■メッキの種類
- ニッケル・クロムメッキ(三価クロムメッキ)
- ■メッキの研磨工程
- 最終#400番仕上げ
- ■素材の性質
- 装飾性・耐食性
- ■地域
- 大阪府東大阪市
- ■業界
- 建築金物メーカー
- ■使用用途
- キャップ
- ■製品のサイズ
- 径32mm×30mm
- ■数量
- 1ロット 200個
今回の加工事例
この事例は、真鍮製キャップのニッケルクロムメッキ加工(三価クロムメッキ)を行った事例です。
ご依頼いただいたのは建築金物メーカー様で、20年以上も前に「メッキ不良が多くて、不良を減らすことができないか?」とお問い合わせを頂き、いくつかサンプルを提出したあとメッキの色を気に入っていただけたところからお取引が始まりました。
今では数十種類の依頼を定期的にいただいているお客様です。
メッキ加工を行う前の前処理
依頼いただいた部品のメッキを行う前に、しっかりと前処理を行います。
前処理を行うことでメッキの密着不良を減らすことができるからです。
仕上がりを綺麗にするために加工目の研磨
メッキ加工の仕上がりが良くなるよう、加工目をシッカリと研磨して消しました。
研磨を行ったのは、鏡面に近い光沢がでる最終#400番仕上げで行い、メッキ加工後はダークメタリックのようなキレイな仕上がりとなりました。
前処理のおかげで、密着不良が減っています。
納品時に次の発注伝票を受取る流れで定期的に依頼を頂いている
20年以上と長くお付き合いいただいていますが、基本的には納品に行った際に、次の発注伝票を用意していただいているため、納品と同時に次の依頼をいただいています。
依頼自体は2ヶ月に一度ペースで、今回の真鍮製のキャップは1ロット200個を1週間程度で納品させていただいています。
たまに在庫がないからということで急ぎの依頼をいただくこともありますが、そんな時は電話や口頭で伝えていただけること、発注伝票にも記載していただいているので、漏れなく必要な量を短納期で納品させていただいています。
ただ全てを短納期で納品するのは難しいことがあるので、200個のうち100個を3日間で納品させていただくようないイメージで対応させていただいています。
建築金物などのニッケルクロムメッキ加工(三価クロム)は、植田鍍金にお気軽にご相談ください。