大型ナット(外径55mm)の無電解ニッケルめっき|打痕キズがつかないように処理

ナット

加工内容

■素材
■メッキの種類
無電解ニッケル
■メッキの研磨工程
なし
■素材の性質
耐食性・均一性
■地域
大阪市
■業界
金属加工メーカー
■使用用途
ナット
■製品のサイズ
外径55mm×21mm×36mm
■数量
1ロット 700個

今回の加工事例

今回は、従来からお取り引きさせて頂いている、大阪市にある金属加工メーカーのお客様からのご依頼です。

これまでにも、真鍮製や鉄製などいろいろな特殊品の無電解ニッケルめっきや、装飾三価クロムメッキの処理を継続的にご依頼頂いてきました。

新たに、特殊な大型サイズの鉄製ナットの無電解ニッケルめっき処理をご依頼されたいとのことで、お話を頂きました。

 

大型ナットの無電解ニッケルのめっき処理で注意したい2つのこと

無電解ニッケルめっきの処理工程

鉄製ナットの無電解ニッケルめっき自体は、ごく一般的なめっき処理なのですが、めっき処理を行う製品が外径55mmと大型のナットである点と、お客様からの特別なご要望もあり、2つの点に注意してめっき処理を行いました。

まず、無電解めっき処理の工程を簡単に説明すると、下記の通りです。

①前処理の工程(脱脂、酸洗いなど)
②無電解ニッケルめっき処理の工程

 

無電解ニッケルのめっきをはじめる前に、鉄製製品の加工時についた油汚れやごみをあらかじめきちんと除去しておく必要があります。

そのため、めっき処理をする前に脱脂などの前処理工程を行います。

この工程を、しっかりとした技術を以て行わないと、均一な膜厚の形成や適切な密着を妨げる原因となってしまいます。

 

無電解ニッケルめっきの作業自体はもちろんですが、前処理工程も製品の品質を決める大切な工程なのです。

 

油分が多めの製品なので丁寧に脱脂処理

まず、1つ目に注意して作業した点が脱脂処理でした。

 

こちらの特殊品ナットは、通常のものよりも金属表面に付着した油分がかなり多めでしたので、密着不良が懸念されました。

ナットは、特にネジの間に油分が残りやすいので、その点も留意しながら、当社の長年培ってきた前処理の技術で、完全に油分が除去できるよう対応しました。

 

吊るし方を工夫することで打痕キズを防ぐ

2つ目に注意した事は、処理時に治具と呼ばれる器具に製品を設置する際に、製品同士がぶつからないように吊るした点です。

 

お客様は特に、「製品へ打痕キズが絶対につかないように」ということで、取扱いに注意をしてほしい旨を強調されていらっしゃいました。

そもそも、大きいサイズのナットは小さいものに比べると、製品同士がぶつかった時に打痕キズが付きやすいので、細心の注意が必要です。

大きいサイズのさまざまな特殊品の経験がある当社では、初めて取り扱う製品であっても間違いない吊るしの技術で、打痕キズが発生しないよう対応させて頂いています。

 

大型ナットの無電解ニッケルめっきでも丁寧・迅速に納品します

今回の案件は、1ロット700個とロット数が少なめだったことから、ご注文頂いてから3日で納品させて頂きました。

 

当社、植田鍍金工業は、大きいサイズの特殊品であっても、長年の経験から最適なめっき処理をご提案させて頂いております。

大きいサイズのナットをはじめ、特殊品のめっき処理なら植田鍍金工業に、ぜひ一度ご相談ください。

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