アタッシュケースの取っ手の一部へ三価クロムメッキ加工

• 加工内容

  素材	鉄
  めっきの種類	ニッケル・クロム（三価クロム）
  めっきの研磨工程	なし
  素材の性質	装飾性　耐食性
  地域	大阪府枚方市
  業界	アタッシュケースメーカー
  使用用途	取っ手
  製品のサイズ	75ｍｍ×150ｍｍ
  数量	1ロット　100

• 今回の加工事例

  今回は、アタッシュケースのメーカー様より、鉄素材でできているアタッシュケースの取っ手の一部に対して、ニッケル・クロム（三価クロム）を施すお仕事をご依頼いただきました。 三価クロムでメッキ加工をしてもらえる業者を探されていたようで、同業者の方よりご紹介していただいたことがきっかけとなりました。

  三価クロム指定でのメッキ加工

  ニッケル・クロムメッキ加工をするにあたって、RoHS指令の特定有害物質である六価クロムを使用せず、三価クロムでメッキ加工をしてほしい、とご指定がありました。 今まで一般的に使用されてきた六価クロムは、特定有害物質としても指定されているため、三価クロムへ転換していく流れとなってきています。

  鉄素材へメッキ加工

  いただいたサンプル品通りにメッキ加工をいたしました。 気を付けた点は、メッキ前の製品には油分が多くついていましたので、脱脂などの前処理をしっかりと行ったところです。前処理での作業は後々メッキ加工をした後の製品の状態に大きく影響します。 あまり光沢は必要としない製品でしたが、質感を落とさず、且つ、耐食性を落とさないように工夫をしながら作業を行いました。 植田鍍金工業では、早くから環境に配慮した三価クロムの取扱いを開始しております。 環境にもやさしい三価クロムへの切り替えをお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。 →三価クロムとは？

• ギャラリー

  

  メッキ加工後