ステンレス製の化粧ボルトのバリを取ってから研磨 大阪市
バフ研磨
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加工内容
素材 ステンレス めっきの種類 なし めっきの研磨工程 #800仕上げ 素材の性質 装飾性 地域 大阪市 業界 切削加工メーカー 使用用途 化粧ボルト 製品のサイズ 外径150mm×500mm 数量 1ロット 350個 -
今回の加工事例
ステンレス製の化粧ボルトの研磨のご依頼
今回はステンレス製の化粧ボルトに研磨を行った事例です。 以前、真鍮ものの磨きのご依頼を頂いたお客様からステンレスの研磨ができるかというご依頼があり、対応させて頂きました。 お客様の方でステンレス素材のものを#800仕上げで研磨ができるところを探されていたようですが、なかなか見つからなかったようです。 この#800仕上げは、3つの工程で行っています。- #200研磨
- サイザル仕上げ
- #800研磨
バリ(切削加工の目)を取って鏡面に近い仕上がりの研磨
#800仕上げは3つの工程を行うと、研磨した部分が鏡面のようにピカピカになりますが、素材そのものがツルツルになるわけではありません。 化粧ボルトそのものにブツブツした感じが残っている場合があります。 これが、バリ(切削加工の目)です。 このバリを取ってから研磨を行うことで、ツルツルした表面で鏡面のような仕上がりになります。 化粧ボルトのサンプルには、目が残っているものが意外と多くありました。 そのため、研磨の工程の中で化粧ボルトに切削加工の目が残っているものを見つけたら、その目を取る作業を行ってから研磨を行っています。 このように下地をきれいに整えることが大切なのです。短納期でも丁寧に研磨してお客様もご満足の仕上がり
今回は、お客様が本当に急がれている中での対応でした。 通常の流れでは図面などを頂いてからお見積りをし、その内容を確認してから作業に入りますが、そのような話もない状態から直接、化粧ボルトのサンプルを持って来られたため、350個を3日間で研磨するという話だけが決まっている状態でした。 費用などの話も後で良いとのことで、とにかく350個のボルトを研磨していきました。 お客様も、研磨を行っていた3日の間、仕上がったボルトを毎日取りに来られていてましたので、そのボルトを使った作業が迫っていたことと思います。 急ピッチの作業の中でも、バリをしっかり取り、研磨を行いましたので、お客様にも十分にご満足頂けるものに仕上げることができました。 このような事例はあまりありませんが、短い納期の中でも植田鍍金では、柔軟な対応をしながらもお客様にご満足頂けるものを仕上げていきます。 ステンレスのボルトの研磨は植田鍍金へ -
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