真鍮に10ミクロンの無電解ニッケルメッキで耐食性を向上 八尾市
無電解ニッケルメッキ
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加工内容
素材 真鍮 めっきの種類 無電解ニッケル めっきの研磨工程 なし 素材の性質 耐食性・均一性 地域 八尾市 業界 測量機器メーカー 使用用途 サイホン管 製品のサイズ 外径50mm×70mm 数量 1ロット 20個 -
今回の加工事例
今回は、別の製品の無電解ニッケルメッキでの取引が以前からあったお客様から、別の製品に対してご依頼頂いた事例です。 お客様のお客様先で製品に錆が出たとのクレームがあったため、緊急で対応する必要があり、どうにかできないかとのご連絡がありました。真鍮製のサイホン管に無電解ニッケルメッキのご依頼
お客様から「真鍮製のサイホン管の耐食性を向上するために、無電解ニッケルを10ミクロンはってほしい」とのご要望があり、対応しました。 緊急の対応ということもあり、お客様が直接サイホン管を持って来られましたので、その場で製品を見て、対応方法を決めてました。 製品を見て、どう軸にかけるか、どういう工程を踏むかを決めます。本来であれば、図面を見て事前に対応方法を決める流れになりますが、急ぎの案件の場合は実物を見て決める事もあります。別の業者さんで依頼されたものに錆びが出たため緊急対応
お客様からのご依頼の経緯は、製品に対して錆が出たことがきっかけです。 錆が出た製品は別の業者さんが対応されたものですので、どのようなメッキをされていたのか、そもそもメッキがされていたのかなどは分かりません。 お客様も1ロット20個のご依頼でしたので、まずは試してみようと考えられてのご依頼だったかと思います。耐食性を向上させるため10ミクロンで無電解ニッケルメッキ
無電解ニッケルメッキは通常5ミクロンで行います。5ミクロンを10ミクロンにすることで、メッキの厚みが増します。 メッキの厚みが変わると錆びにくさが変わりますので、「10ミクロンの無電解ニッケルで」とお客様からのご指定とのことでしたので、耐食性の向上を考えられてのことと思います。自動管理で安定した品質を提供
無電解ニッケルメッキを行う場合、液の管理などは自動で行っています。 メッキを行う工程としては以下のようなものがあります。- 前処理
- メッキ処理
- 水洗い
- 乾燥
- 濃度管理
- 温度管理
- PH(ペーハー)管理
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