ステンレスの取っ手をヘアライン研磨~航空機部品~ 大阪市
ヘアライン
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加工内容
素材 ステンレス めっきの種類 なし めっきの研磨工程 ヘアーライン 素材の性質 装飾性 地域 大阪市 業界 航空機メーカー 使用用途 取っ手 製品のサイズ 外径12mm×190mm×50mm 数量 1ロット 350本 -
今回の加工事例
今回は、ステンレス製の取っ手にヘアライン研磨を行った事例です。 ご依頼頂いたお客様は航空機業界のメーカー様で、以前から継続的にお仕事を頂いています。 航空機に使用される部品等に対して、研磨できるところを探されていたところ、植田鍍金がバフ研磨していることを知り、ご依頼頂いたとのことです。 ステンレスの製品の表面を研磨するというと、鏡面のように光沢が出るように磨くことをイメージされる方が多いかもしれませんが、ヘアライン研磨は光沢がでないようにヘアライン(髪の毛のような線状の跡)が残るように研磨する方法です。 今回のステンレス製の取っ手についても、2~3年前から数回に渡って頂いているご依頼で、航空機のどこかに使用される部品ですが、お客様で曲げ加工をされた後、表面にヘアライン研磨を行っています。曲げ加工されたステンレス製の取っ手をヘアライン研磨
ヘアライン研磨を行った取っ手自体は、もともとヘアラインで研磨されている棒状のステンレスを、お客様が購入され、曲げ加工を行っているとのことでした。 この曲げ加工を行う際には、どうしても傷ができてしまいます。 その曲げ加工の傷を修正するために、ヘアライン研磨を行ってほしいとのご依頼でしたので、取っ手の表面のみを研磨しました。 厳密にいうと、曲げ加工前に施されているヘアライン研磨と植田鍍金で行ったヘアライン研磨は全く同じではありませんが、ヘアライン状に仕上げることで曲げ加工による加工傷を修正していますので、問題ありません。 また、写真には写っていませんが、取っ手を取り付ける部分にネジ穴の加工がされていていますが、今回は表面部分のヘアライン研磨のみのご依頼でしたので、特に難しいということはありませんでした。精密さが求められる航空機の部品や製品でもしっかりと加工
今回は、ステンレス製の取っ手の加工でしたが、お客様が航空機業界ということで、エンジンやその他の精密機器等の部品を扱うことになった場合には、より高い品質が求められることと思います。 実際にお客様も曲げ加工した取っ手を別の航空機業界の会社に納品されているとのことですが、いろいろと厳しい要求もあるようです。 ただ、植田鍍金でヘアライン研磨を行ったステンレスの取っ手については、来月も2回程度ご依頼を頂く予定になっていて、特にクレーム等もありませんので、品質には満足して頂いていると思います。 また、毎回ご依頼を頂く際には、1ロット350本と本数が多いですが、約10日間で納品させて頂いてます。 このように、航空機業界で使用される部品でも対応できるくらいの品質でいつも加工を行っていますので、研磨したい部品等がありましたら、一度ご相談ください。 ステンレス製の取っ手等のヘアライン研磨は植田鍍金へ -
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